研究室・教育研究センター紹介

教職課程センター

                      
研究室名称 教職課程センター
スタッフ 教 授: 梶 輝行                    
教 授:吉田 佳恵
教 授:小宮 智
講 師:坂田 千洋                     
講 師:伊藤 敬  
代表番号 TEL 045-859-1300
本学の教職課程

 本学の薬科学科(4年制)では、2016(平成28)年の文部科学省の認定により、中学校と高等学校の「理科教員一種免許」が取得できる大学となり、毎年、教職課程を修了した学生に神奈川県教育委員会から交付された教員免許状を卒業に際して授与しています。
 本学での教職課程履修の特色は、薬科学科のカリキュラムにおいて、学校での理科教育における物理・化学・生物・地学の4分野をすべて学習するのみならず、豊富な実験・実習を通じて知識と指導技術としての実践的なスキルを身に付けた理科教員の養成に取り組んでいます。
 また、教職課程を通じて理科教育法や教育課程はもとより、生徒指導、キャリア教育・進路指導、教育心理、教育相談など教員として適切な生徒理解のもとで実践的に指導できる資質・能力の習得と、様々な教育場面でそれらを活用できる演習等により、未来の教育に貢献する教職人材の養成にも力を入れています。
 すでに、本学の教職課程を履修し、免許状を取得した卒業生は、理科教員として学校の教壇に立って教育にあたっています。近年、学校教員の不足が深刻な問題となっています。そうした中で、本学で学んだ卒業生が、正規の教員として採用され、教職に就いて活躍しています。

教職課程センターの機能

 教職課程センターは、本学内の図書館棟14階に設置されています。センターでは、本学の理科教員養成に向けて、履修学生の指導・助言・サポートを目的に取り組んでいます。
 主なセンター機能としては、科目の履修相談、実習指導、進路相談、教員求人情報提供、教員採用試験対策指導などであり、教職経験の豊富なスタッフを配置して取り組んでいます。教職関連の進路指導に関しては、本学のキャリアセンターと連携し、教員として社会に輩出するため、きめ細かな指導と支援にも取り組んでいます。

教職 スタッフ紹介(教育職員免許法施行規則に基づく教員の配置数

 ◆ 教育の基礎的理解に関する科目等の専任教員数2名(教職課程センター専任教員)

教員氏名 担 当 概 要( *オムニバス)

梶 輝行 教授

教職課程センター(教授)

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教育 教職概論、教育課程論、教育基礎論*、教育制度、
生徒進路・指導論、教育実習Ⅰ*、教育実習Ⅱ*、
医療と哲学(全学科教養必修科目)
研究 教育行政、教育課程、高校教育
医薬科学史、近世対外交渉史、洋学史、
シーボルト研究、高嶋秋帆研究

吉田 佳恵 教授

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教育 教育の心理学、教育方法・技術論、
特別活動・総合的な学習の時間指導法、
教育実習Ⅰ*、教育実習Ⅱ*、教職実践演習*
国語表現法(全学科教養必修科目)
研究 教育行政、教育課程、高校教育、
国語教育、教育心理学、教育方法学

 ◆ 教科及び教科の指導法に関する科目の専任教員 5名 ( 薬科学科専任教員 )

教員氏名 担 当 概 要

小宮 智 教授

(教職課程センター兼担教員)

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教育 理科教育法1、理科教育法2、理科教育法3、
理科教育法4、教育実地研究*、教育実習研究、
教育実習Ⅰ*、教育実習Ⅱ Ⅱ*、教職実践演習 *
研究 教育行政、学校経営、高校教育、
理科教育

塚本 孝一 教授

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教育 教養化学、薬品合成1、天然有機化学、分析化学1、
化学系実習1、化学系実習2

梶原 康宏 教授

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教育 教養化学、薬品合成1、天然有機化学、分析化学1、
化学系実習1、化学系実習2

鰐淵 清史 講師

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教育 教養化学、薬品合成1、天然有機化学、分析化学1、
化学系実習1、化学系実習2

酒井 佑宜 講師

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教育 教養化学、薬品合成1、天然有機化学、分析化学1、
化学系実習1、化学系実習2

 ◆ 教職課程センター兼担教員2名(薬学部専任教員)

教員氏名 担 当 概 要

坂田 千洋 講師

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教育 教育基礎論*、道徳教育 *、教育実地研究 *、
介護等体験、社会福祉学(全学科教養選択科目)
研究 学校経営、高校教育、家庭科教育
道徳教育、社会福祉学

伊藤 敬 講師

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教育 英会話1、英会話2、教育実地研究*、
基礎英語1(全学科教養必修科目)、
基礎英語2(全学科教養必修科目)
研究 学校経営、高校教育、英語教育、
英語コミュニケーション
令和2(2020)年度教職課程の履修案内〔新入生用〕

令和2年度の薬科学科の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
すでに、教務課を通じて、4年制の薬科学科の皆さんのご自宅に配送の郵便物の中に、中学校と高等学校の理科教員の免許状が、卒業時に取得できる資格としての教職課程についてご案内の資料を同封させていただきました。 平成28年度より本学科のみに教職課程が開設され、卒業までに所定の単位を修得することで、本学卒業時に神奈川県教育委員会交付の教員免許状を履修修了者に交付しております。 教職課程の履修登録は、入学した1年次前期の4月登録となっています。この時期を逃しますと、履修ができませんので、この機会での履修登録を確実に行うようお願いします。教職に関する詳細は、「学生便覧」に記載されていますので、必ず内容をご確認いただきたく存じます。 教員免許は、卒業後の進路を考える際、教職に就くならば必須の資格となります。現在、全国の学校教育では、教員不足の傾向が続いております。本学で教員免許を取得し、学校の教員を志望した学生については確実に就職を果たしております。大卒者の就職状況が厳しくなりますと、有資格者にとっては、資格を活用した就職活動を有利に展開することが可能となり、ライセンスの重要性が高まります。 大学入学間もない時期ではございますが、大学卒業後の進路を見すえ、今の時点では教職を考えていなくても、取得できる資格についてチャレンジしようという前向きな考え方をもって、教職課程の履修についてご検討をいただき、積極的に資格取得に向けて履修登録を行うよう、新入生の皆さんにおすすめいたします。

リンク資料 1   教職課程の履修案内

                2  2020年度教職課程カリキュラム表

 

 

4年制の薬科学科に開設した教職課程は、中学校と高等学校の理科教員の養成を行うもので、4年間で理科教員免許状の取得に向けて、カリキュラムに基づいて科目履修し、免許状の取得に必要な単位を修得するものです。2019年度入学生からは、文部科学省再課程認定により、新しいカリキュラムとなりました。
教職課程センターは、本学の理科教員養成について、履修学生の皆さんの科目指導をはじめ、履修関係、実習関係、教員免許状の取得にかかる相談や支援など幅広く対応します。また、キャリアセンターと連携して、教員採用等の教職への就職に向けた指導や支援も担当します。

 

本学の教職課程は、次の3つの内容に特色があります。
①薬科学科カリキュラムに設定された科目を学ぶことで、学校の理科教育に関して、幅広い科目の知識・指導力と豊富な実験スキルを身に付けることができます。
②現代の学校教育において重視されている健康・未病の教育や食育・薬物乱用防止教育に関して、学科の強みをいかした専門的な学びを受講できます。
③中学校・高校での物理・化学・生物・地学の理科4分野をバランスよく学び、豊富な模擬授業や実習体験等を通じ、生徒理解や授業実践を重視する教員養成を行っています。

理科教育に関しての高い専門性と豊富な知識・スキルを身に付けた教員の養成に力を入れて教育を行うとともに、地域の学校教育に貢献する教職人材の輩出に尽力します。
また、地域の学校・教職員からの教育相談や指導・支援の要請にも努めてまいります。

教職課程センター長・教授 梶 輝行

教職課程の設置趣旨と目的・目標

 本学では、「地域社会の住民の健康と安全・安心を守る」ために、地域社会、特に教育機関(中学、高校、県教育関連機関等)と協力し、健康教育の環境づくりに努めています。より効果的かつ広範に社会に貢献する方策の一つとして、薬科学科では自然科学、薬学、さらには健康教育に精通した中学・高校の理科教員の養成を目指して設置されました。本学教職課程の目的は「社会が求める次世代の理科教員の養成」にあります。教職課程の目標については「本学が目指す教員像」(後掲)として明示したとおりです。
 薬科学科では、理科の総合科学である薬学の基礎知識と技術を備えた理科教員を養成する教育体制を整えています。薬学の教育を受けた中学校・高等学校の理科教員の養成は、各学校の教科書に「くすり」に関する知識・情報が導入されていることから、薬物の適正使用や薬物乱用防止の教育の充実にも貢献することになります。
 本学の教職課程においては、在学期間中に地域での学校支援ポランティアに取り組み、実践的指導力の養成にも力を入れ、質的向上を図っています。

教職課程の目標達成に向けた計画

 本学では次のような計画に基づいて教職課程の目標の達成を目指して取り組んでいます。

中期計画 平成28年~10年間 (目標)教職課程の設置と円滑な実施に向けた学内体制の整備・充実を図り、教員免許状の取得と現職教員の輩出に取り組む。
短期計画Ⅰ期 平成28~令和2年
(2016~2020年)
・教職課程の円滑な実施に向けて、カリキュラム経営をはじめ人的・物的な整備を図る。
・教員免許状の授与を目指し、きめ細かな履修指導や体験的な学習活動の充実を図る。
・平成31年度文部科学省の再課程認定に基づく教職課程の移行と実施に向けて円滑かつ的確に取り組む。
短期計画Ⅱ期 令和3~令和7年
(2021~2025年)
*Ⅰ期の検証を踏まえて令和2年中に策定予定
本学の目指す教員像

● 自然現象と生命現象などの幅広い知識・技能を持った教員
 薬科学科では、薬学に関する幅広い専門的な知識・技能の習得をすることができます。そのため自然現象や生命現象をはじめとする幅広い知識・技能を持った教員の養成を目指します。
● 医薬品の適正使用や健康が指導できる教員
 薬科学科では、薬学教育を通じて、健康とくすりに関する知識を豊富に身に付けた医薬品や健康食品の正しい接し方が指導できる教員の養成を目指します。
● 他者の苦しみが理解できる教員
本学では他者の苦しみを理解し、温かい心配りのできる"惻隠の心”を持った人材育成を進めている観点から、このことを踏まえ、中学校・高等学校で「惻隠の心」を持って活躍できる教員の養成を目指します。

取得できる教員免許状の種類

中学校教諭一種免許状(理科)
高等学校教諭一種免許状(理科)

教職課程科目の年次展開(イメージ)

教職課程科目の展開 2017年4月~

教員免許状の取得から教員採用までのプロセス(イメージ)

教員として教職につくためには?

教職課程の履修登録者数(令和2年5月1日現在)
現4年生 5名 (男性2名・女性3名)
現3年生 12名 (男性7名・女性5名)
現2年生 9名 (男性5名・女性4名)
現1年生 16名 (男性12名・女性4名)
(合計) 42名 (男性26名・女性16名)

*なお、薬科学科の各学年定員は30名

教職課程履修を終えた卒業生の動向

【教員免許状の取得状況】

卒業年度 中学校理科一種 高等学校理科一種
平成31年度 5名〔男性1名・女性4名〕 5名〔男性1名・女性4名〕
令和元年度 9名〔男性6名・女性3名〕 9名〔男性6名・女性3名〕

【教員への就職状況】

卒業年度 教員就職者数 就職先〔*臨時的任用教員〕
平成31年度 3名〔男性1名・女性2名〕 国立系高等学校1名
私立高等学校1名
*公立高等学校1名
令和元年度 2名〔男性2名〕 私立高等学校1名
*公立高等学校1名
教職課程センターの研究活動
 当センターでは日頃、教職課程を履修する学生への教育にあたるとともに、専任教員をはじめ本学教育に携わる学識者等との共同により教職に関する研究活動にも取り組んでおります。 今後も引き続き、本学の教職課程にかかる教育の質的向上を図り、広く研究した成果を普及・提供することで、教育と研究とのバランスのとれた取組の成果を公表し、地域の学校や社会にも広く貢献できるよう努めてまいります。  『教職課程センター研究紀要』(年1回刊行)は、ISSN登録を行っており、国立国会図書館をはじめ配架希望のあった大学図書館や公共図書館、そして全国の都道府県・政令指定都市の教育委員会附属の教育センター・教育研究所などに所蔵されています。刊行後1年を経過した研究紀要掲載の研究論文については、大学ホームページから閲覧でき、広く普及・活用に供することになりましたので、併せてご案内いたします。
『教職課程センター研究紀要』の刊行(掲載論文等の紹介)
第4号(令和2年3月刊行) New!
【研究論文】
教科指導における学習評価の方法に関する諸考察
-高等学校地理歴史科の「日本史探究」を事例として-
・・・・・・・・・ 梶  輝行
中学校、高等学校の理科におけるプラスチックを題材とする授業研究
―ESDの視点から、主体的・対話的で深い学びに向けて―
・・・・・・・・・ 池﨑 文也
昭和戦前・戦中期の郷土教育による感情規範形成
-神奈川県女子師範学校・同附属小学校の事例-
・・・・・・・・・ 上田 誠二
「教育の方法及び技術」(教職課程コアカリキュラム)の授業内容と
その指導方法に関する理論的研究
・・・・・・・・・ 吉田 佳恵
戦後神奈川県の教育行政に関する研究Ⅱ
-神奈川県教育部の教育行政の展開を中心に-
・・・・・・・・・ 梶  輝行
【研究ノート】
全国学力・学習状況調査における「話すこと」調査の実施を巡って・・ 福田 幸男
【資料紹介】
マックマナス資料Ⅱ ・・・・・・・・・・・・ 教育史資料調査研究プロジェクトチーム
【諸活動】
年次報告 ・・・・・・・・・ 教職課程センター
学会報告 ・・・・・・・・・ 梶 輝行・池﨑 文也
活動報告 ・・・・・・・・・ 梶 輝行

第3号(平成31年3月刊行)

 

【研究論文】
野外観察からの地学研究(そのⅢ)-三浦半島荒崎地域を例にして- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 池﨑 文也
高等学校カリキュラム・マネジメントの「計画」と「実施」の実践上の工夫と
「学び方学習」の指導について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 梶 輝行
中学校・高等学校の特別活動における生徒の「合意形成」への影響要因に関する心理学的考察
-学習経験や行動・意識等との関係を中心に- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉田 佳恵
昭和初期の神奈川県における震災復興と学校文集 -大磯尋常高等小学校を事例として- ・・・・・・ 上田 誠二
指導スタイルが選手の社会的スキルに及ぼす影響 -高校・大学を通した指導スタイルに着目して- ・・ 藤井 敬子
戦後神奈川県の教育行政に関する研究Ⅰ-終戦直後の教育行政の展開と神奈川軍政部の設置を中心に- ・・ 梶  輝行

【研究ノート】
 全国学力・学習状況調査への「教科外国語(英語)」の導入について・・・ 福田 幸男

【資料紹介】
マックマナス資料Ⅰ ・・・・・・・・・・・・・・・ 教育史資料調査研究プロジェクトチーム

【年報】
年次報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 教職課程センター
学会報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 池﨑 文也・梶  輝行

第2号(平成30年2月刊行)

 

【研究論文】
都道府県・指定都市による独自の小学校・中学校学力調査について ・・ 福田 幸男
野外観察からの地学研究(そのⅡ)-播磨東北地域を例にして-   ・・ 池﨑 文也
高等学校カリキュラムの現状分析と改善課題に関する理論的研究   ・・ 梶  輝行
中学校・高等学校における教科外活動「総合的な学習の時間」・
「特別活動」の系統的な学びに関する一考察
-学校のトータル・カリキュラムとしてのパラダイム転換- ・・・・・・・・ 吉田 佳恵
総力戦下女学生の勤労動員にみる「アクティブ・ラーニング」
-思想の管理下の体験学習・感情表現- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 上田 誠二
大学生の運動習慣と健康意識-薬学生と一般学生の比較-  ・・・・・・・・・ 藤井 敬子

【資料紹介】
神奈川県教育委員会「昭和三十年二月十二日神奈川県教育委員会教育長事務引継書」
(神奈川県立公文書館所蔵)  ・・・・・・・  教育史資料調査研究プロジェクトチーム

【年報】
年次報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 教職課程センター
学会報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 池﨑 文也・梶  輝行

第1号(平成29年3月刊行)

 

【研究論文】
全国学力・学習状況調査のより積極的な活用を目指して ・・・ 福田 幸男
野外観察からの地学研究(その1)-播磨東北地域を例にして- ・・・ 池﨑 文也
高等学校カリキュラム・マネジメントのフレームワーク設定に関する実践的研究
 -セメスター制(半期単位認定制)を活かした創意工夫のある学校づくりを目指して- ・・・ 梶 輝行
関東大震災と教育-大正末期の神奈川県を事例として- ・・・ 上田 誠二
学校経営の活性化・効率化における学校評価とその第三者評価の役割に関する一考察 ・・・ 学校経営共同研究プロジェクトチーム

【資料紹介】
神奈川県教育委員会「昭和二十三年十一月 事務引継」
(神奈川県立公文書館所蔵) ・・・・・・・ 教育史資料調査研究プロジェクトチーム

【年報】
年次報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 教職課程センター
学会報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 池﨑 文也・梶 輝行