教員紹介

田口 真穂
Maho Taguchi

所属・肩書

臨床薬学科 / レギュラトリーサイエンス研究室、実務実習センター(准教授)

SDGsへの取り組み

最終学歴

横浜市立大学大学院 医学研究科 前期博士課程修了

取得学位

博士(薬学)(岐阜薬科大学)

所属学会

日本薬学会(代議員)、日本薬剤師会(学校薬剤師部会学術WG委員)、日本緩和医療薬学会(教育研修委員会委員)、日本在宅薬学会(編集委員会委員)、全国薬剤師・在宅療養支援連絡会(調査研究委員会委員)、日本医療薬学会、日本社会薬学会、レギュラトリーサイエンス学会、日本学校保健学会

現在の専門分野

社会薬学、臨床薬学、製剤学、薬理学、学校保健

現在の研究課題

●地域における薬局機能・薬剤師の役割(ポリファーマシー、薬薬連携、ICT等)に関する研究
●学校薬剤師活動(喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育、学校環境衛生等)に関する研究
●院内製剤の製剤学的研究
●医薬品の適正使用に関する研究
●地域医療における救急医療のあり方に関する研究

主要研究業績

●Mohsペーストの新規処方設計及び評価
●脂肪組織のPPARγを介したインスリン抵抗性改善作用の解明
●脊髄および脳内におけるオピオイド作動薬の鎮痛発現機序に対する薬理学的および分子生物学的検討
●地域医療における救急医療のあり方に関する研究

最近の研究業績

1. Analysis of drug adverse events in elderly patients based on the Japanese Adverse Drug Event Report Database.Akira Okada, Shoji Sera, Maho Taguchi, Hiroaki Yamada, Naomi Nagai. Natural Product Research, 36(6),1552-1557.(2022)【査読付】

2. オピオイド鎮痛薬を導入した外来がん患者に対する病院薬剤師の指導状況.山本泰大、宮崎雅之、佐藤淳也、槙原克也、田口真穂、石原千春、江口真理子、高瀬久光、上園保仁.日本緩和医療薬学雑誌, 15(9),91-99.(2022)【査読付】

3. 保険薬局薬剤師によるがん患者に対する医療用麻薬の指導実態の全国調査.山本泰大、宮崎雅之、佐藤淳也、石原千春、槙原克也、田口真穂、高瀬久光、上園保仁.日本緩和医療薬学雑誌, 15(3),81-90. (2022)【査読付】

4. 高齢者の口腔内環境に多剤併用が及ぼす影響 多職種が連携して安全な薬物療法に取り組むために.田口真穂.調剤と情報,28(6),898-904.(2022)

5. Mohsペーストの使用実態及び障壁要因に関する全国調査, 田口真穂,佐藤淳也,紅谷梨央,清原 祥夫,宮崎 雅之,山本 泰大,槙原克也,髙瀬 久光,山田 博章. 日本緩和医療薬学会雑誌, 14(4),117-124.(2022)【査読有】

6. Effect of manuka honey on human immunodeficiency virus type 1 reverse transcriptase activity, Etienne Kochole Obossou, Yasuo Shikamoto, Yuki Hoshino, Hayato Kohno, Yukiko Ishibasi , Tohru Kozasa, Maho Taguchi, Iwao Sakakibara, Keiko Tonooka, Tatsuo Shinozuka, Kazuya Mori. Natural Product Research, Mar;36(6), 1552-1557.(2022)【査読有】

7. 入院患者の医療用麻薬自己管理の普及実態における全国調査.佐藤淳也,宮崎雅之,高瀬久光,田口真穂,槙原克也,山本泰大,上園保仁.日本緩和医療薬学会雑誌,14(2),61-70.(2021) 【査読有】

8. 緊急避妊薬の適正使用と乱用防止へ向けた取り組み 学校教育における実態および意識調査. 田口真穂. 調剤と情報, 27(5), 803-807 (2021)

9. 在宅医療において他職種から求められる地域薬局~薬剤師が地域包括ケアシステムの一員となるために~.田口真穂,村田実希郎,森和也,山田博章. 都薬雑誌, vol.43, 14-19 (2021)

10. Mohsペーストの医療ニーズを通じた製剤学的研究から臨床応用までの検討.重山昌人, 田口真穂. 岐阜県病院薬剤師会雑誌, No.69, 3-23 (2021)

11. 薬物乱用問題の現状と乱用防止教育.田口真穂, 岩手県薬剤師会誌イーハトーブ, vol.73, 3-8 (2019)

12. Mohsペーストの新規製剤設計と臨床応用に関する研究.田口 真穂, 岐阜薬科大学博士(薬学)学位論文 (2019)

13. Evaluation of Tumor Tissue Fixation Effects of Formulation Modified Mohs Pastes in Mice and Their Water-Absorbing Properties, Maho Taguchi, Masato Shigeyama, Noriko Ogawa, Mikio Murata, Nobumitsu Hanioka, Hiromitsu Yamamoto, Hitomi Teramachi Biological and Pharmaceutical Bulletin, 41(12), 1824-1829 (2018)【査読有】

14. 新規製剤設計を行ったソルビトール添加Mohsペーストの使用経験.菊池絵里, 田口真穂, 橋口宏司, 藤澤順, 重山昌人,寺町ひとみ,日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌, 22, 303-308 (2018)【査読有】

15. 処方改良Mohsペーストの保存安定性評価.田口真穂,重山昌人,田村大喜,森和也, 村田実希郎,埴岡伸光,山本浩充,寺町ひとみ, 日本緩和医療薬学雑誌,11(1):19-25 (2018)【査読有】

16. ソルビトールの添加で塗布性を改善した新処方Mohsペーストの臨床使用の1例.橋口宏司,田口真穂,菊池絵里,飯村仁美,横山敦,久保雅恵,神谷武伺,藤澤順,重山昌人,寺町ひとみ,日本緩和医療薬学雑誌,10(4):111-114(2017)【査読有】

17. Carbamazepine 10,11-epoxidation in human liver microsomes: influence of the CYP3A5*3 polymorphism. Y Miyata-Nozaka, S Mohd Zain, M Taguchi, M Shigeyama, T Isobe, N Hanioka,Pharmazie 72(12),747-750 (2017)【査読有】

18. デンプン非含有Mohsペーストの調製と製剤評価.田口真穂, 重山昌人, 伊東奈保美, 小川法子, 高橋知里, 村田実希郎, 埴岡伸光, 山本浩充, 寺町ひとみ, YAKUGAKU ZASSHI,137(4),477-484 (2017) 【査読有】

19. Clinical application of basic research on Mohs paste to meet the medical needs. Shigeyama M and Taguchi M. PHARM TECH JAPAN, 33(11), 2409-2415(2017)

20. 製剤学的研究を通じ臨床現場に貢献できる薬剤師の養成を目指して 重山 昌人,田口 真穂,山本 浩充,YAKUGAKUZASSHI, 137(1),17-22 (2017)

21. 薬物乱用防止と薬剤師.田口真穂, 宮崎県薬剤師会会誌, 176(1),13-16 (2017)

22. Mohsペーストでの治療中に複合性局所疼痛症候群を呈したと疑われた局所進行乳癌の一例.菊池絵里,田口真穂,橋口宏司,藤澤順,重山昌人, 日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌,20,358-362 (2016)【査読有】

23. Raloxifene glucuronidation in liver and intestinal microsomes of humans and monkeys:contribution of UGT1A1, UGT1A8 and UGT1A9. N Kishi, A Takasuka,Y Kokawa,T Isobe, M Taguchi, M Murata, M Shigeyama, M Suno, N Hanioka. Xenobiotica, 46(4), 289-295 (2016) 【査読有】

24. 自壊乳がん巨大腫瘍におけるMohs ペースト止血症例と薬理学的作用機序の解明.出雲信夫,重山昌人,田口真穂,長嶋大地,長野将大,菊池絵里,橋口宏司,藤澤順,村田実希郎,礒部隆史,梶原康宏,五十鈴川和人,埴岡伸光,渡邉泰雄,寺町ひとみ,医療薬学,42(4), 246-254 (2016)【査読有】

25. がん切除手術に用いられるMohs ペーストに関する製剤学的研究 山本浩充, 小林万里, 芳賀吏那子, 伊東奈保美, 小川法子,田口真穂,高橋千里, 礒部隆史, 埴岡伸光, 村田実希郎, 岡田賢二, 重山昌人, 薬剤学, 75(4), 264-270 (2015) 【査読有】

26. 第1回政令指定都市薬剤師会統一薬物乱用防止啓発活動報告.田口真穂,向井秀人,小野春夫,日本薬剤師会雑誌, 65, 1197-1200, (2013)

27. 向精神薬と転倒·転落の関係に関する研究. 重山昌人, 田口真穂, 前山直樹, 柚原初美, 安里昌順, 長田成巨, 可知敏明, 藤田康平. 医療薬学.37(1),49-55 (2011) 【査読有】

28. 一次救急診療における夜間外来受診患者の実態分析と今後の課題 田口 真穂 修士論文 横浜市立大学 (2009)

29. 質の高い薬剤師を目指して救急医療,とりわけ薬・毒物中毒医療への薬学からのアプローチ 小野寺憲治, 松田佳和,市川勤, 岡野善郎,福本真理子, 田口真穂, 宮原龍郎, 野村靖幸.薬局. 58(11), 2999-3007(2007)

30. Prevention of diet-induced obesity by dietary isomerized hop extract containing isohumulones, in rodents. Yajima H, Noguchi T, Ikeshima E, Shiraki M, Kanaya T, Tsuboyama-Kasaoka N, Ezaki O, Oikawa S, Kondo K. International journal of obesity. 29(8), 991-7. (2005) 【査読有】

31. Isohumulones, bitter acids derived from hops, activate both peroxisome proliferator-activated receptor alpha and gamma and reduce insulin resistance. Yajima H, Ikeshima E, Shiraki M, Kanaya T, Fujiwara D, Odai H, Kasaoka N, Ezaki O, Oikawa S, Kondo K. The Journal of Biological Chemistry. 279(32), 33456-62. (2004) 【査読有】

32. Modulation of nociceptive transmission by pituitary adenylate cyclase activating polypeptide in the spinal cord of the mouse.Ohsawa M, Brailoiu GC, Shiraki M, Dun NJ, Paul K, Tseng LF. Pain. 100(1-2), 27-34. (2002) 【査読有】

33. Vancomycin Treatment of Methicillin-Resistant S.aureus: A Retrospective Study. Li X, Hara I, Shiraki M, Miyamoto J, Maehara K, Nawa H, Koike S, Takasaki M, Matsumiya T. Pharmacology Reviews and Communications. 12:119-128. (2002) 【査読有】

34. Release of [Met5] enkephalin from the spinal cord by intraventricularly administered endomorphin-2, but not endomorphin-1in the anesthetized rat. Ohsawa M, Shiraki M, Mizoguchi H, Narita M, Kawai K, Nagase H, Cheng EY, Narita M, Tseng LF. Neuroscience Letters. 4;316(1),1-4. (2001)【査読有】

著書及び総説

1. 緩和医療薬学-改訂第2版-(分担執筆)南江堂,(2023)【著書】

2. モーズペーストを使いこなす 適応となる症例・使用方法・調製と管理,(編集・分担執筆) 学研メディカル秀潤社,(2021)【著書・編集】

3. 学校給食の衛生管理における学校薬剤師の役割 検査票から見る確認ポイント,太田裕子, 北垣邦彦, 木全勝彦, 田口真穂, 星野純一, 柳沢幸子,公益財団法人日本学校保健会,(2020)【著書・DVD】

4. 健康豆知識「防ごう!受動喫煙 ~たばこはマナーからルールへ~」,(単著)公益社団法人日本薬学会 健康豆知識,(2020) 【総説】

5. 薬剤師ならではの「薬物乱用防止教室」アンチドーピング編・大麻編(高等学校版),東京薬科大学(2019)【教材】

6. 薬剤師が小学校で行う喫煙防止教育(小学校版),東京薬科大学(2019)【教材】

7. 学校環境衛生管理マニュアル「学校環境衛生基準」の理論と実践 平成30年度改訂版,飯島宣幸,泉浩人,加藤篤彦,北垣邦彦, 木全勝彦,齋藤一恵,鈴木美枝子,田口真穂,永瀬久光,橋本卓爾, 村松章伊, 渡邉恵美子,文部科学省,(2018) 【著書】

8. 健康豆知識「薬の飲み残しはありませんか?」,(単著)公益社団法人日本薬学会 健康豆知識,(2017) 【総説】

9. 処方管理学,太田伸 他編集(分担執筆),南山堂,(2017) 【著書】

10. 飲酒防止教育横浜型プログラム(中学生版),一般社団法人横浜市薬剤師会・横浜市教育委員会事務局,(2017) 【教材】

11. 学校薬剤師支援資料学校薬剤師の役割と責任~学校薬剤師の活動を知ろう~ ,公益財団法人日本学校保健会,(2016) 【著書・DVD】

12. 健康豆知識「医療用麻薬について」,(単著)公益社団法人日本薬学会 (2015) 【総説】

13. 薬物乱用防止教育横浜型プログラム(中学生版),一般社団法人横浜市薬剤師会・横浜市教育委員会事務局,(2016) 【教材】

14. 処方提案につなげる薬物治療ハンドブック,寺町ひとみ編集(分担執筆),南江堂,(2015) 【著書】

15. 薬物乱用防止教育横浜型プログラム(小学生版),一般社団法人横浜市薬剤師会・横浜市教育委員会事務局,(2015) 【教材】

16. バイタル異常・急変・ME機器でのアラームサインへのアプローチ –緊急治療を要する疾患の病態生理と薬物治療-,小野寺憲治編集,(分担執筆),薬事日報社,(2010).【著書】

17. 登録販売者標準テキスト ~医薬品の販売者となるために~,小野寺憲治編集,(分担執筆),薬事日報社,(2008) 【著書】

18. 夜間救急病院での薬剤師の活動 医療と薬剤 ”救急・災害医療と薬剤師”,(単著)薬事日報,(2007) 【総説】

19. 薬剤師・MR・コメディカルのための救急医療マニュアル,野村靖幸監修,(分担執筆),エルゼビア・ジャパン,(2007) 【著書】

20. わかりやすい疾患と処方の解説. 佐藤哲男編, (分担執筆),アークメディア,(2002) 【著書】

21. 最近の話題「ミノキシジル」(単著)ファルマシア,114:78(1999) 【総説】

22. 東京医科大学における治療薬剤情報提供システムについて. 松宮輝彦, 原一恵, 稲津正人, 白木真穂. 日本医事新報. 3901:29-32 (1999) 【総説】

23. 第107回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2022(分担執筆),横浜薬科大学, (2022) 【著書】

24. 第106回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2021(分担執筆),横浜薬科大学, (2021) 【著書】

25. 第105回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2020(分担執筆),横浜薬科大学, (2020) 【著書】

26. 第104回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2019(分担執筆),横浜薬科大学, (2019) 【著書】

27. 第103回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2018(分担執筆),横浜薬科大学, (2018) 【著書】

28. 第102回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2017(分担執筆),横浜薬科大学, (2017) 【著書】

29. 第101回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2016(分担執筆),横浜薬科大学, (2016) 【著書】

30. 第100回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2015(分担執筆),横浜薬科大学, (2015) 【著書】

31. 第99回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2014(分担執筆),横浜薬科大学, (2014) 【著書】

32. 第98回 薬剤師国家試験 解答・解説集- 2013(分担執筆),横浜薬科大学, (2013) 【著書】

33. 第97回 薬剤師国家試験 -解答・解説集- 2012(分担執筆),横浜薬科大学, (2012) 【著書】

34. 第96回 薬剤師国家試験 -新国家試験形式 解答・解説集- 2011(分担執筆),横浜薬科大学, (2011). 【著書】

入試情報 ADMISSION