漢方古書の扉

医学正伝(いがくせいでん)

嘉靖10年(1531)中国にて刊、所蔵本は寛永11年(1634)日本にて全8巻8冊刊本。中国の虞摶(ぐたん)の医論医方集で、日本の後世方派医学の基本書として広く普及し、日本医学の中興の祖とされる曲直瀬道三(まなせどうさん)は本書を20年間愛読したといわれている。
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