漢方古書の扉

医学入門(いがくにゅうもん)

万暦3年(1575)中国にて李梃(りてん)の自序を付して刊、日本では寛文6年(1666)に『合類医学入門』として全17巻17冊刊、所蔵本は享保7年(1722)刊。李梃の医学全書で、一定の評価があり、朝鮮では本書は大いに重宝され、日本でもよく用いられた中国医学書の一つ。図は巻1に記されている「明堂仰図」。
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