漢方古書の扉

神農本経(しんのうほんきょう)

所蔵品は寛保3年(1743)不分巻1冊刊本。漢方の基本薬物書である『神農本草経』の内容で、小型本。本書は薬物の効能を、身体に害(毒)を与えない薬を上薬、少し害を与える薬を中薬、多く害を与える薬を下薬として、3分類されているのが大きな特徴。