その他資料

20..化学天秤

明治になり、化学の実験や分析が行われるようになり、従来より精密な天秤が必要になり、作製された天秤。湿度や風の影響を防ぐために、ガラスケースの中に天秤が納められており、従来のはかりに比べて大きな特徴となっている。(『薬と秤』より)
所蔵品の天秤は「検定之証」があり、明治26年(1893年)に作製されたもので、ガラスケースに添付された検定ラベルから、昭和45年(1970年)まで実際に用いられていた。(藤岡市大和屋薬局寄贈)
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