漢方全集の扉

6. 臨床本草薬理学選集(りんしょうほんぞうやくりがくせんしゅう)

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平成7年(1995)年刊、全7冊。 『本草綱目』発刊後、中国では金~清朝時代に、臨床向けの本草書が多く出版されており、同じく日本においても実用書としての本草書が世に出ている。本書では1~5冊に中国の本草書、5~7冊に日本の本草書が分類されている。
第1冊『湯液本草』『本草発揮』『本草集要』『本草備要』『本草通元』、第2冊『本草蒙筌』『本草求真』、第3冊『本草衍義補遺』『本経逢原』『神農本草経百種録』『本草従新』『薬性会元』、第4冊『本草述』、第5冊『本草述』『薬性単方』、第6冊『薬性能毒』『能毒図抄』『霊宝薬性能毒備考大成』『片玉六八本草』、第7冊『訂補薬性提要』『薬徴』『薬徴異本』『薬徴続編』『気血水薬徴』『気血水薬能方』『薬治通義』が収載されている。
図の人物絵は『本草蒙筌』の「歴代名医図姓氏」の内容で、上段左より「伏羲 皇帝」、「神農 炎帝」、「軒轅 黄帝」、「天師 岐伯」、「太乙 雷公」、「神応王 扁鵲」、「蒼公 淳于意」、「医聖 張仲景」、「良医 華佗」、「太医 王叔和」、「皇甫 士安」、「抱朴子 葛洪」、「真人 孫思邈」、「薬王 韋慈蔵」。
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