お知らせ

車椅子バスケットボール体験から学ぶ ― 人に寄り添う薬剤師への第一歩 ―

健康薬学科1年次科目「スポーツ薬学」(科目責任者:鈴木高弘)において、第7回授業として車椅子バスケットボール体験学習を実施しました。

当日は、湘南スポーツクラブより松井昭二代表、長田龍司キャプテン、松井昭哉スタッフを講師としてお迎えし、競技用車椅子の特徴や競技ルールの説明に加え、ご自身の経験やスポーツへの思いについてお話しいただきました。
その後、学生たちは実際に競技用車椅子に乗り、車椅子バスケットボールを体験しました。

初めて競技用車椅子に乗る学生がほとんどで、「まっすぐ進むことさえ難しい」「ボールを扱う前に車椅子の操作に苦戦した」といった声が多く聞かれました。
一方で、体験を重ねる中で競技の楽しさや奥深さを感じ、選手の高い技術や努力に驚く姿も見られました。

授業後のレポートでは、
「スポーツが人生の希望や生きがいにつながることを学んだ」
「将来、患者さんの気持ちに寄り添える薬剤師になりたいと思った」
「車椅子を自由に操作することの難しさを実感し、選手のすごさを改めて感じた」
など、多くの学びが寄せられました。

特に学生の心に残ったのは、講師の先生方が語られた「スポーツとの出会い」でした。人生の途中で大きな出来事を経験しながらも、スポーツを通じて新たな目標や仲間、生きる喜びを見出してきたお話は、学生たちに大きな感動を与えました。
また、「スポーツは競技としてだけでなく、人と人をつなぎ、人生を豊かにする力を持っていることを知った」「これから様々なことに挑戦する気持ちを大切にしたい」といった感想も寄せられ、学生自身の成長につながる貴重な機会となりました。
薬剤師は医薬品の専門家であるだけでなく、病気やけが、加齢など様々な背景を持つ人々の生活に寄り添う医療人です。
本授業では、スポーツを通じて健康を支えることの意義や、パラスポーツにおけるアンチ・ドーピング活動などについても学び、薬剤師が果たす役割について理解を深めました。

健康薬学科では、講義による知識の習得だけでなく、このような体験型教育を通じて、多様な価値観を理解し、人々の健康と生活を支えることのできる薬剤師の育成に取り組んでいます。

最後に、ご多忙の中ご指導いただきました湘南スポーツクラブの皆様に心より御礼申し上げます。

2026.06.18
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