お知らせ

梶輝行教授が学校カリキュラムの開発と経営に関する著書を刊行

2018-06-27

梶輝行教授は、『学校のカリキュラム開発と経営をサポートする新たな教育指導行政』(平成30年、糸岡書肆)を刊行。本書は、平成29~30年にかけて新たな学習指導要領が改訂告示され、それに基づく学校でのカリキュラム開発やカリキュラム改善を背景に、改訂の理念である「社会に開かれた教育課程」の実現をめざした学校カリキュラムの編成とカリキュラム・マネジメントの対応準備をサポートする国や地方教育委員会の教育行政のシステム形成に着目し、全国都道府県・政令指定都市を対象に調査を実施し、そのデータに基づいて成果をまとめたものです。

本書の目次は次の通りです。

 

はじめに       

第1章 教育課程からカリキュラムの時代へ
1. 教育用語としての「教育課程」と「カリキュラム」       
2. カリキュラム・マネジメントの実践と充実改善 
 
第2章 カリキュラムセンター機能とその構造
1. カリキュラムセンター機能の登場              
2. カリキュラムセンター機能の役割と内容

第3章 学校のカリキュラムセンター
1. カリキュラム開発の推進と充実                          
2. カリキュラム・マネジメントにより進化するカリキュラム

第4章 地方教育委員会のカリキュラムセンター
1. カリキュラムセンターの設置と事例紹介                   
2. カリキュラムセンター機能の充実と強化                   

第5章 国のカリキュラムセンター
1. ナショナル・カリキュラムセンターの創設に向けて
2. カリキュラムセンターの全国ネットワークの構築

おわりに                                                    

関係資料                                                  

参考文献      

 

 

梶教授は、小・中・高等学校等の学校カリキュラムの開発・改善が円滑かつ的確に、そして質の高いものとして行われるには、指導主事をはじめ教育委員会の大学連携等による教育課程の学識者などによるサポート体制を構築し活用していくことが重要であると指摘。かつて梶教授が携わった神奈川県立教育センターのカリキュラムセンター機能の開設をはじめ、大阪府や京都市のカリキュラムセンター機能などを事例として紹介しながら、カリキュラムの在り方やカリキュラムセンター機能について詳しく解説しています。

これから質の高い学校教育を提供していくには、学校カリキュラムの専門的な学識者や教育関係機関との連携体制の形成を重視し、全国各地の教育委員会・教育センターが学校カリキュラムをサポートするカリキュラムセンター機能を設置し、さらには各教育委員会間や大学連携などによりカリキュラムセンターネットワークを構築することにより、連携・協力して学校のカリキュラム開発・改善をサポートしていくことを、本書では指摘しています。予測不可能な今後の社会を生き抜く人づくり・人間形成を進めていく学校及び教育指導行政にとっては、我が国の高い授業研究のノウハウをカリキュラムセンターネットワークによってつないでいくことで、未来を拓く学校教育に、梶教授は本書を通じて期待を寄せています。

本書にかかる研究は、梶教授が公益財団法人日本教育公務員弘済会より平成 29 年度 日教弘本部奨励金の助成を受けて行われたものです。本章はその研究成果の一端であり、今回刊行にあたり、全国の教育行政機関や大学等の研究機関に配付し、研究成果の普及・還元にも努めております。既に、本書について問い合わせをいただいた学校や教育行政機関などについては、カリキュラムセンター機能に関する研修・研究や相談等に、梶教授は対応しておりますが、本書の寄贈依頼に関しては、既に配付を関係機関に行った関係で残部僅少の状態でありますので、都道府県教育センター・政令指定都市教育センターの方で閲覧いただきたいと存じます。その他のお問合せ等に関しましては、梶教授の研究室へお願いします。

 

(本書の表紙)

 

問合せ先:梶 輝行教授研究室
メールアドレス:t.kaji@hamayaku.ac.jp
大学電話番号:045-859-1300(代表)

 

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